ホテルメトロポリタンエドモント(所在地:東京都千代田区飯田橋)は、2025年7月初旬より、全客室にサトウキビ由来のPLA(ポリ乳酸)製タンブラー「IZ GLASS」を導入します。これは、使い捨てプラスチックの削減に貢献するだけでなく、JR東日本ホテルズがグループ全体で環境と社会に配慮した取り組みをさらに推進していく、その意欲を示すものです。
「IZ GLASS」環境と快適性を両立する新しい選択
今回導入される「IZ GLASS」は、石油を原料としない植物由来の素材で作られており、環境負荷の低減に大きく貢献します。軽量で耐久性があり、繰り返し利用できるため、小さなお子様連れのゲストも安心して使用できます。また、使用後は可燃ごみとして処理できるほか、コンポストでの分解も可能という、環境に配慮した設計が特徴です。
デザイン面でも、福島県会津地方の豊かな自然からインスパイアされた美しいモチーフが施されており、客室の雰囲気をより上質なものにします。

JR東日本ホテルズが描く持続可能なホスピタリティ
ホテルメトロポリタンエドモントを運営するJR東日本ホテルズは、「ホテル事業を通じた持続可能な社会の実現」を経営の重要な目標として掲げ、SDGs達成に向けた幅広い取り組みを展開しています。
環境活動への積極的な取り組み
JR東日本ホテルズは、脱炭素社会と資源循環社会の実現に向け、積極的な環境活動を行っています。LED化やBEMS(ビル・エネルギー管理システム)を活用したエネルギー削減、節水設備の導入、生ごみのメタン化リサイクルによる廃棄物削減、そしてバイオマス製品の採用など、多岐にわたる取り組みを実施しています。
特に、ホテルメトロポリタンエドモントを含む6つのホテルがSDGsの国際認証である「サクラクオリティグリーン(4御衣黄ザクラ)」を取得しており、地域との連携や脱プラスチック、エネルギー効率化への取り組みが高く評価されています。
食品ロスへの挑戦
社内に「食品ロス削減プロジェクト」を立ち上げ、食材の調達から提供までの全プロセスで食品ロス削減に取り組んでいます。「3010運動」の推進や「もったいないメニュー」の開発、さらには食べ残しの持ち帰り「mottECO(モッテコ)」の導入など、具体的な活動を通じて食にまつわる社会課題の解決に貢献しています。ホテルメトロポリタンエドモントの統括名誉総料理長である中村勝宏氏は、国連食糧農業機関(FAO)の親善大使としても活躍し、食品ロス削減の重要性を国内外に発信しています。
安全・安心と多様性を尊重する職場環境
お客様に安心して滞在いただくための防火・衛生対策はもちろん、緊急事態への対応力強化にも努めています。
また、多様な人々がその能力を発揮できる職場環境の整備にも力を入れており、育児・介護との両立支援、障がい者雇用促進、外国籍スタッフの雇用、ベテランスタッフの継続雇用など、ダイバーシティ&インクルージョンを推進しています。
メズム東京、オートグラフ コレクションの「ジェンダーレスユニフォーム」が高校の家庭科副教材に掲載されるなど、先進的な取り組みも行われています。
地域・社会貢献活動
地域活性化への貢献も重要な柱です。地方自治体や企業と連携し、地域食材を活用したフェアやイベントを開催することで、地域の魅力を発信し、観光拠点としての役割も担っています。
ホテルメトロポリタン川崎では、スタッフの古着をアップサイクルしてアート作品にするなど、地域に根差したユニークな取り組みも展開しています。
■ホテルメトロポリタン エドモント
住所:〒102-8130 東京都千代田区飯田橋3-10-8
電話番号:03-3237-1111(代表)
ホテルメトロポリタンエドモントの「IZ GLASS」導入は、JR東日本ホテルズが提供するホスピタリティの新たな形を示しています。宿泊するお客様が、地球に優しく、より良い社会づくりに貢献できる体験を通じて、新たな価値を感じられることでしょう。